船村徹TV番組情報

ザ・偉人伝「人生を変えた出会い!人生を変えた歌!」

    ー船村徹・北島三郎・弦哲也ー

■2021年4月11日 21:00~23:00  ■BS-朝日 (再放送)


遠く故郷を懐かしむ「望郷歌謡」の生みの親、作曲家・船村徹。「別れの一本杉」「東京だヨおっ母さん」「王将」「矢切の渡し」「みだれ髪」・・・・数々の名曲を残した船村の原点は、作詞家・高野公男との出会い。「やがて地方の時代が来る」「俺は茨城弁で詞を書く、お前は栃木弁で曲を書け……」高野が残した言葉は、船村の音楽人生を導き、「望郷歌謡」を世に生み出した。しかし、「別れの一本杉」の大ヒットを見届けると、高野は26年の短い生涯を閉じる。高野の無念を背負い、船村は「大衆に寄り添う歌づくり」を続けた。

その船村の元で修業を重ね、「なみだ船」で鮮烈に現れた歌手・北島三郎。「兄弟仁義」「函館の女」「与作」「風雪ながれ旅」「まつり」「北の漁場」・・・・。57年もの長い間、歌謡界の第一線で歌手生活を送り、今も「サブちゃん」の呼び名で愛される国民的歌手。しかし、北海道の貧しい家から、津軽海峡を渡って目指した歌手の道は、並大抵のものではなかった。稼ぎの少ない飲み屋街で流しを続けて6年、ようやく手にしたデビュー曲はすぐに要注意歌謡曲に指定された。失意の北島に、師匠・船村が与えた「なみだ船」は北島の飛躍の第一歩となる。しかし、歌謡界を揺るがした騒動で船村と北島師弟は袂を分かつことに・・・・。

北島が目をかけた売れない若手歌手、弦哲也。弦も千葉から歌手になる夢を抱いた上京。しかし明日も見えない売れない歌手時代が続く。ある時に弦はツアーに同行した北島から歌手から作曲家への転向を勧められる・・・。

ドン底の売れない歌手から北島のアドバイスにより作曲家で転向した弦哲也は、「ふたり酒」「二輪草」「人生かくれんぼ」「天城越え」「小樽運河」「二輪草」「鳥取砂丘」・・・・などのヒットを作曲。


その後、船村徹は「大作曲家」と持ち上げられる立場を捨て、ギター一本で全国を回る「演歌巡礼」の旅に出る。そして、歌謡界で初めての文化勲章受勲者となる。その時に改めて、亡き盟友・高野への感謝を述べた。

そして、弦自身も音楽人生の原点に立ち返り、全国を巡る弾き語りなど、様々な音楽活動を積極的に行っている。

番組は、偉大な作曲家:船村徹、歌謡界の第一人者:北島三郎、ヒットメーカー作曲家:弦哲也の人生を変えた出会い!人生を変えた歌!に迫る。

                       (BS-テレビ朝日ホームページより)

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