塀の中に清らかな歌声流れる ~「明日に夢を」~
2月22日(金)栃木刑務所音楽鑑賞会で音楽部受刑者9名が披露。
NHK「おはよう日本」放送後に大きな反響が寄せられ、全国再放送が決定!
「明日に夢を」 岩瀬ひろし 作詞・船村徹 作曲
人の知らない 垣根の中で
咲いていたとて 花は花
清い香りを きれいな色を
失わないで 生きましょう
明日に夢を もちましょう
★この曲は日光市にある 日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館 2Fの「名曲500曲+」コーナーで試聴出来ます(CDは現在発売しておりません) 記念館の詳細はこちらから
昭和54年 栃木刑務所で「明日に夢を」の歌唱指導をする船村徹。
昭和54年に船村徹自身が歌唱指導して以来、所内に40年振りに「明日に夢を」のメロディーが流れた。昭和33年に刑務所慰問を始めた船村が最初に訪れたのが栃木刑務所。女子受刑者の更生を願ってプレゼントした曲だ。
昭和57年に船村から受刑者の音楽指導を託され、現在も定期的な音楽指導を続けている栃木市の内田繁さん(船村徹同門会会員(76))が、昨年10月楽譜のコピーを発見し、合唱部員たちに指導してきたもの。
合唱部員の半数以上は外国人だが、詞の意味を理解するために、何度も辞書を引いたという中国籍の受刑者は、「詞を見て母親の姿を思い出し、自分は変わらなければいけないと思った」と話している。会場を埋める約500人の受刑者の中にも、涙を流す姿が多くみられた。
この日はNHKテレビをはじめ、朝日・読売・毎日・下野新聞などが取材。これだけ多くのマスコミが所内に入るのは異例のことだという。
■再放送日
■番組名 「おはよう日本」
■放送日時 平成31年3月28日(火)午前7:40~8:00の間
■放送局 NHK総合1ch (全国 地域)
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